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2012/04/28

残らないのがいいのか残すのがいいのか…

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ウチの会社の期の最終賞与はその期が終わる最後の月。基本的に理由や必要性がなければ、残さない方針なんだが…ここ数年は赤字なんで、そんなに大量には出せてない(出すのか?)っていう事もあるんだが…

そんな事やってるんで、会社に金が残らない。しいて言えば期が終わってからくる消費税の支払で死亡確定する事が毎年の恒例行事…

なんで、残らないのかとか。現生が全然ないのかの理由はこんな本を読まなくても分かりきってる事で延々と胃が痛い状態が続く…せめてあと数千万ぐらい会社に預金があればな〜。もっと実験もできるのに…

解決方法は増資して協力者を得るか、自腹を切ってできるだけ突っ込む…もしくは銀行に借りるの3択なんだよね。

銀行から借りるのは、やりたい事をやるには貸付金額が少なすぎる上に利息もつく。そして保証人は自分になるから二重苦なんだ。ま〜最悪は自己破産って手段もあるんだろうがw

増資っていっても、乗ってくれる人がいるかどうか謎だし、それで経営に影響するのは慎重にしなければならない。

自腹…自腹は資金ないしw 会社ごと売るってのもいいのかもね?まーそんな価値があるのかどうかすらわからないけど、売ると自分は経営サイドだから蚊帳の外か…

将来税金を納めるために(建前)お金が必要でも毎年税金をもっていかれるから増えやしない…赤字だから増えてないし、法人税すら払えてないけど…そんな希望をそぎ落としてるのは税金だよなーって思うんだけど、どうなのよ?

うちの会社は決して給与は高くないけど、未来すら削ぐような税金体制は、そりゃ〜海外企業も近寄らないよな…って思う。個人に対しては累進課税していいよ。そんなに稼げないからw

最終的な売上が立った上で役員ボーナスがでるような会社でかつ社員が安月給だとしたら少し怒ってもいいかもね。還元しろってw役員ボーナス貰ったことがない零細企業だから言ってみるwま〜、会社がそこまで稼げるような状態になったら自分も言う事が変わるかもなw

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2012/04/27

音楽不況

今に始まった訳じゃないけど、相変わらず不強度が強まってるCD業界。売るために〇〇券とかつけたりするのは、それはそれでありだとは思うけど、発売日当日に85円でCDが中古販売されるしまつ。ま〜CDが売れたんだからいいか…って気はするけど、ちょっと寂しい。

今時の傾向を考えると音楽だけでってのは刺激が少ないんだよね。今で言うところの塩分控えめみたいなものかな?音楽があって映像があって…ってのが濃いめの刺激から普通の刺激になったんだろうな〜って思うんだがどうだろうかねぇ?

最近あったといえば、うちのCDが丸ごとアップロードされてて、さすがにこれは消すか…って消したら、アップロードした本人からメールがきたさ。どうもアカウントをBanされたらしい…そんでもって「俺は悪いことしてないのに何故アカウントをバンしたんだ、戻せ」って。いやいやいやいや、どう考えても悪い事してるだろ。ってな事が連続2件w

これから許諾してCD化しようと思ったタイトルも全部動画サイトにアップロードされてた。これ無料だよね?うちは高額のロイヤリティ払って制作費をかけて…っていうかすでに商品価値が無料になってるんだが…どうしたもんか。

なんだかんだで著作権とはっ!とかサイト側はいってるけど、なんで原盤権について言及しないんだろうか?原盤権に抵触してる以上それなりの処分を下すのに、いちいち文句言われる。

ちょっと笑ったのはダウンロードに法のメスが入る事に対しての世間の反応が、凄く否定的…え?法に触れるダウンロードしない人たちなら文句言わないでしょ?別に悪いことなんかしてないんだから。なんぜそこに目くじらたてるんだろうか?

結局そういったコンテンツはどうせアップされるから…っていう気持ちがコンテンツの価値をゼロにしてるんだろうな〜と。ひどいとISOファイル売ってたりするんだよね。現状では、規制すると反発が起こるんだろうけど、徹底的に規制して違法物を全てなくせばいいんじゃないかな。

音楽不況をそういった違法配信に濡れ衣を着せて言い訳してる的な事言われるけど、別に違法だから無くなっていいよね。

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音楽のダウンロード販売って…

イマイチ踏み切れない…一部のCDに関しては実験として検討してるけど、なにか釈然としないんだよな〜。

世間からみると、色んな経費が節約出来るから安くできるでしょ?みたいな風潮があるんだけど、登録する為に費用が発生したり、今までの物理CD流通と比べると若干お得かな?ってぐらいのロイヤリティ料率。

ま〜たしかにサーバーの維持だのなんだの配信側の経費がかかるのはわかるけど、物理CDを作って販売するのとダウンロードの利益率がさほど変わらないなら、物理CDでいいんじゃないかと思うんだよね。CD自体はバックアップになるし、自分でリッピングすれば済む事だし…ま〜そのへんの利便性を考えるとダウンロードの方がユーザーフレンドリーではあるけど…

古いゲーム音楽の音源って意外と圧縮に弱くてストレートな音ほど影響があるのがちょっと気になるところ…。微々たる物とはいえ劣化はしてるし、ダウンロードの方が利益率がいいと思われてるし、あんまりいいところがない。

とはいえ、ユーザーの利便性だけはかなりいい。便利だから買ってもらえるっていうのは否定出来ない事実。そんなこんなで未だに悩んでる。

 

ちなみにamazonとかの直販店も物理CDを売るにはユーザーフレンドリー…でもそこを逆手にとられてるのか一般流通と同じ料率なんだよね。とうぜん先方の利益は大きくできるからこそ、送料も無料にできたり、ポイント還元をバンバン打てたりする。なんとも痛し痒し。

そんなところで、自分たちメーカーサイド的には古い風習もあって、直販する時は定価が原則だったり(そうじゃないと他のショップが怒るんだ)たいていの直販ショップが定価で売ってるのはそんな理由。

でも、そろそろそんなしがらみは捨てちゃっていいのかなー?直販だったら安いって、野菜の直販みたいなもので考えればあるよね。あるある。CDの再販規制とかもあるけど、そんなの大手だけでやってりゃいいんじゃないかな?売り方を変えて買ってくれる皆様に還元できつつ、うちも利益を上げれば、マイナーなCDだって作れるじゃん。

同人CDでいったら直販1000円ショップ1500円とかやってるしね。許諾先への説明もしていかないといけないけど、売れないから作れませんっていう敷居を自分たちはもっと低いポイントで作れるような環境にしないと大手と一緒だよね〜。そのへんを理解して頂いてなんとか少数派のファンを補完してあげたい。

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2012/04/10

動画サイトとユーザーの認識の違い

最近よくあるパターンで、CD発売っ!>すぐに動画サイトに高音質アップロードしましたー>んで、消す>アップした人アカバンくらう>本人から連絡が来て「私はなにか悪いことしましたか?」とか言ってくる… こんなケースがあるんだわ。 著作権的にも原盤権的にもアウトなのに広めたいって事でやったと言うしまつ。大きい許諾料払って出した自分たちは一体なんだったのかと…

よくあるケースで、著作権と原盤権や演奏権とかの差がまったく解ってない事が多々。それを理解出来ないユーザーがいるのは解る…わかるけど、解ってて放置してる動画サイトもどうなのかと思う。「だってそれは勝手にアップロードされてものだから」みたいな感じ。もう少しちゃんと整備されないといけないよね。

http://youtomb.mit.edu/

これとか見ると熾烈な戦いが垣間見れる

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CD?ダウンロード?どっちがいいんですかね?

どうもまだ個人的には若干CDっていう物理メディアに心が寄りがちなんだけど、ジワジワとダウンロードでもいいかな?なんて思うようになってきた。でも殆んどダウンロードで音楽は買わない。過去に数枚レベル。殆んどはCDかな。

作り手から見たらどうかな?って考えると仮に1000枚売れると想定して(多いか少ないかは別として)どっちも変わらないかな?って印象。1ダウンロード当たりの売上はそんなに多くないかな。

配信会社(例えばiTune)が手数料を取って、アグリゲーター(配信の問屋みたいなところ)が手数料をとると結構な額を持ってかれる。売れようが売れまいが初期費用も取られる。ありゃなんだか不要じゃないの?って言われつつある構造に似たものが形成されてる訳で…配信会社はサーバーの維持管理もあるから無料って訳にはいかないだろうけど…とは言え配信業者が個人のコンテンツまで対応するってのは無理があるからしょうがないのかもしれないけど、現状は作り手としても全然お得じゃない。

そうだ!amazonは直に取り扱ってくれるから直接売ろう!と…ところがどっこい調べればするわかるけど、amazonさんは強きの卸価格…だからあの値引きが出来るのね。

それはさておき、たまに外国の方から「日本のCD買うの高くて大変だよ〜」って言われるんで、じゃーダウンロード販売出来るよう考えるよ。って答えると「ダウンロードなんてだめ、CDがいいんだよ〜」って言われるんだよね。ニッチだからこそなのか…コレクター色が強いというか、物体として存在して欲しい気持ちは解る。おじさん的にもマニア的にも。

なんとなくだけど、全てデジタル化が出来るメディアがダウンロードにシフトしたら、コミケってのも存在しなくなるよね。お祭りっていう楽しさがあるから無くならないとは思うけど、極論でいくと不要になっちゃうよね。

とりあえず両方やってみろって事か…けど両方に分散してくとCD作る予算的に辛いなw

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2012/04/03

ローンチ作業は実はつらい事多々

ゲーム機やら業務用の基板のローンチタイトル作業って大変なんだよね。自分達すら大変なんだから、それ以外のソフトやその他の担当も相当大変なんだろうな。それなりにノウハウが溜まってから作るとか、基板自体が正常に動く保証がされてからとかだと楽なんだろうけど…最初ってのは凄くつらい。

過去にあったといえば、もう絶対枯れてるはずのハードのドライバーなのに、誰も使ったことがないとかw(実際にあった)もちろん不具合が多々…チップ自体の設計が間違ってたとか、配線が間違ってたとか。ソフトのバグなのかなんなのか解らない怪しい挙動とか。

時間さえあれば面白い仕事ではあるけど、製品を作る予算のなかで消化しないとイケナイってなると結構大変。大変だけど使いこなした(使えるようにした)っていう達成感は格別なものがあったな〜。

一番楽しかったのはギャラ3の花博ハードだなぁ。渡されたのは基板と、CPUエミュレーターと回路図のみ。ちなみにちゃんとしたプログラムは未経験w、68Kなんて使ったことなし「3日後に発表があるから音出して」って言われて、すぐさま本屋にいって68Kの本を買って調べながら作成…っていうか、こんなにレジスタがあるCPU初めて。イニシャライズで書いたアドレスレジスタを一度も描き換えないレジスタさえある、っていうか、どうすれば綺麗に使えるのか全然わからず。

なのに全然動かない…っていうか挙動がおかしい…と思って回路図をみてたら、回路図と実際の配線が違う事が発見。自分で超音波カッター握ってパターンカット&配線し直しw
そんなこんなで残り時間もあまりなく、巨大SINテーブルに頼る。もー計算とか面倒っていうか、そんなのササッと書けないし…まーまーそんな事ありつつも怒涛の3日間。

ってぐらいのがなんどもあったけど、達成したときの高揚感ったら無い! 

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