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2012/01/17

並び数字でくる請求書

フリーランス家業の人と仕事をすると未だに目にするのが並び数字。1万だったら、11,111円で請求したりするんだけど…これって既に崩壊してるし、そもそも事の発端が忘れられてるんじゃないだろうか?

別に調べてないから確信ではないけど、たしか芸人家業の人が使ってたやりかたなんだよね。
貧乏芸人が舞台に上がって、 ギャラ貰う際に前もって準備されてないから、ポケットから1万円を渡して帰る。恐らく後日請求書を出すか、その場で請求書をかくんだけど、その時源泉徴収分を含めると11,111円の請求書となる。

ようは源泉徴収額を差し引いた現金を先に用意してないからおきちゃうんだけど、それが色んなフリーランス業界に伝わって、請求書&振込という時代になっても並び数字っていう不思議な現象だけが残った。後日振込みだったら源泉徴収分を差し引いた額にして振り込むだけでいいのに。しかもこれは消費税が無い時代での計算方法なので、消費税のある現場は更に意味をなさない。

お陰で振り込む額は細かい数字になっちゃうんだよね。なので、基本的には税抜き価格をちゃんと決めて、それに消費税を足さなきゃいけない人は足す。そうして欲しい。
44,444円だったらいっその事45,000円とかでもお互いの話がつけばOKってな感じなんだけどな。

あと請求書を書く時はちゃんと税抜き価格と税金額を別の欄に記載してさらに合計金額を掲載したほうがいい。税込価格だけを書いちゃうと、その額に対して源泉徴収されちゃうんだ。ほんのちょっとだけど差がでるから気をつけた方がいいかもね。

もっとも源泉徴収は先に収めた税金であって経費が出てれば還付される物なので、どうでもいいって話もある。とはいえ、手元に現金があるかどうかで安心感は増えるけどね。(微々たる差だけど)先に徴収してあとから還付って言っても還付金に利子がつかないので、手元の方が良いともいえる。

それにしても税金の支払が遅れるとすさまじく利子つけられるのに、預けた部分に利子がつかないってのは納得行かないなぁ。

 

Posted via email from megahan's posterous

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