仕事しててたまにリファレンスのモニターってなんじゃろか?って思う事がしばしば…長らく続いたYamahaのNS-10とか、Sonyの900STとか凄く好みじゃないんだよね。リファレンスって言ってるところに好みを持ち出すのはナンセンスだけど…
NS-10って低域すかすかだし、900STは痛い高域。なんでスタジオにおいてあるんだろう?って思う事しばした。900STはクリックが聴きやすいって事もあるのかなー?
でもね、昨今の一般的なスピーカーにしろヘッドホンしろ凄く低域増強してるじゃないですか。TVのスピーカーや、オプションで使えるスピーカーとかも超低域増強。これで、NS-10とかでバランスとか作るのって聞こえないから神業だなーって思う。たまにジャンル限定で、タンノイのラージがデフォルトのスタジオがあったりするけどw
基本的にヘッドホンで必要なMIXはしちゃうんだけど、900ST信者の気持ちが解らないんだよね…。好みと慣れなので一概には言えないのは解かるけど、自分てきにはMDR-Z900で十数年使ってるから、こんな感じ?っていう勘所もあって使ってる。ただし900HDは低域が強すぎて合わなかった。
メーカーは気持よく聞かせたいってのが主眼だから基本リファレンスなんてコンシューマー製品で考えるわけもなく、メーカー毎に目指すモノを作ってる。まーだからこそ折衷案のリファレンスが必要で。音が良くても、悪くてもNGな物が一番必要なんだよね。
一番いいのは、過去色んな環境で聴き慣れた曲がどう聞こえるか?っていう判断で未知のデバイスを溜めてして脳内で補正するしかないんだよね〜。信じるものは自分の耳しか無い上に、色付けの濃い製品は敬遠する。(たまに気持良く聞きたくて欲しいモニターはあるけどね)
まーモニターは持ち歩けって事なんだろか?そりゃ大変だし、じゃー慣れたエンジニアにまかせろって話しでもあるな。
これはクラブで流す!とか、特定の決まった環境で流すってのが解ってれば、それなりに作業はしやすい!とりあえず、粛々とトラックダウンの作業を進めてるなう。
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