でも流通コストが高すぎて致し方ない部分もある。あと版元から原盤権代を取られるわりに、原盤をゼロから作らせられるから、なんのための原盤印税なんだか解らない仕打ち。正直数字でいうと、2000円のCDのうちの800円の中で何故か全ての収録はじめ製造まで行う。流通も版元もノーリスクでそれ以外の部分を持っていく。そうなるとマイナーなタイトルを出すのはリスクが大きすぎる。版元にたいしてはたとえこれはニッチな商品ですよと言っても、こちらの想定した枚数の数倍のミニマムギャランティーを支払わないといけない事も多々。
安価で提供したいのに、マイナーになればなるほどリスクが高い。でも、自分のworksCDを作るときに感じた「いま作っておかないともう無理かもしれない」っていう気持ちが高まってつい発売する事になるのは、恐らく大手では不可能だし、チャレンジすべきなのかなと。
ふと思ったけど、再販規制とか音楽を売る上でどこまで破っていいのかなっても重要だし、流通にたいしてはもう少し率を上げて欲しいし、版元にはMGの撤廃や、そもそも原盤提供してくれないのに原盤印税を取らないで欲しいって所につきるかなー。
せめてアーカイブとして残せる物を作れるってところを理解して版元には考慮してほしい。あとは…規制系の法律をどうかいくぐるかだな。本当は送料無しとかやりたいんだけど、他社から預かってるCDもあるんで、一概に出来なくて困る。
人件費を無視しても損益分岐点が高いとなると二の足を踏まざる得ないけど、色んなところを簡略化してでも音源として残したい物は残したいよね。
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