動画配信のオーディオMIXで使ってみた感じ、いい感じのところと悪い感じのところ、スペックじゃ解らないところをなんとなく書き留めてみる。
リミッター結構いい!リミッター付きのこの手のミキサーはいくつもあるけど、そのなかでダントツに便利だった。(この価格帯では)
ちょっとオーバー気味にリミッティングしてもそんなに汚くならないのは凄くありがたい。他のミキサーだと、ちょっとかかるぐらいなら許せるけど、そんなに掛けられない。
出力バス(ヘッドホンだけど)がマスター以外に5つあるのは素晴らしい(今回のケースだと使わないけど)…面積的にもう無理だけど、バスラインアウトが欲しかった…。もしくはヘッドホンアンプをスルーするスイッチがあれば良かったんじゃないか?
要らないものEQのON/OFFボタン。このボタン押すと一瞬ミュート掛かっちゃう。ダイレクトEQedだとレイテンシーがあるからミュートさせたのか?それならずっとONのままでよくて、1ボタンで0位置に戻ってくれるだけでいいんだけど。
エフェクトセンドのツマミ、基本ロータリーエンコーダになってるセクションなんだけど、エフェクトのツマミは何周もまわさなきゃいけない。エフェクトセンドにそんな細かく要求する場面があるんだろうか?ロータリーじゃなくてもいいぐらいですよね。
シーンセクション…使い物にならない。シーンをリコールすると音がミュートされる。エフェクト部分とかなにかノイズになる場所がミュートされるならわかるけど、そこだけミュートでいいんじゃないだろうか?
ライブミキサーとしてつかって、次のセッティグに切り替える時って前もって押したくても、全てがミュートされるから音が出てない時じゃないと押せない。
そして、リコールが遅い!内部的に遅い部分は仕方ないとしても、フェーダー位置が違うだけとかそういう部分はできるだけzeroタイムでやって欲しい。
フェーダー脇のメーター はフェーダー位置と、ポストフェーダーの音量が出るんだけど、ヘッドアンプのシグナルランプはいらないから、プリフェーダーに切り替えられるようになってればいいのに。それかここのメーターの1番上はデフォルトでプリシグナルでもいいかも? ミュートしてる時はプリってのもいい。フェーダーがzeroの時でもいい、DJミキサーみたいに、ちゃんと音が入ってるかどうか確認したいんだよね。まー上にシグナルランプあるからいいけど…11/12chとかラインケーブルが邪魔で見にくかったりするんで…
そしてASIOで使う分にはいいけど、そうじゃない人も結構いると思う、ASIOだと、各チャンネルのインプットに加え、ミックスアウトもDAWのINPUTに立ち上がって来るからいいんだけど、標準のWINDOWSのインプットだとちょっと使いにくい。
サウンドの録音デバイスに当然立ち上がってくるけど、そこに全てのチャンネルがまざって立ち上がってくる。そこはプロパティからレベルを選んで、各フェーダーのレベルを落とせばいい。
がっ!例えばmixアウトが13/14chに立ち上がってきて録音デバイスのメーターが振ってるんだけど、音は出ない!おそらくwindows内部の13/14chって扱いで入力されてるじゃないかと推測してる。
たいていのアプリは1,2チャンネルしか想定してない…要するに使えない。全く使えないと思う。
他メーカーみたいにドライバーにパッチベイとか付けてたりすればよかったけど…WindowsのアプリがみんなASIO対応だったら話は早いんだけど、とりあえず現状使えないので、L-16のアナログアウトを他のインターフェースに入れなきゃいけない始末…。
というわけで、まずはファーストインプレッション。大半はソフトで対応できそうなのでなんとかしてもらいたい気はする。時間かかるようだったら、売って次の手段を考えざる得ない…
全体的にはいいミキサーだと思います。少なくとも音楽で使うならASIOだからなんらもんだいない?ライブ仕様はミュートされるからおすすめ出来ないという感じでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿